剣の主
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No.862
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「ハッ!500年も昔に死んだ人間の言葉を頑なに守り続けている方がどうかと思いますがね?…ええ、確かに父さんの言う通り“不作”は起きるかも知れないでしょう。だが“飢饉”にはならない!万が一不作になった場合には商人達から食料を買い戻せば良いだけの話です!」 「買い戻す!?ずいぶん簡単に言うのう。よもや商人達が買値と同じ値段で売ってくれると思っておるのではあるまいな!?」 オルハンはキレた。 「あぁ〜っ!!しつこいなぁ!何なんですかあなたは!?起きるかどうかも判らない不作に神経を尖らせて…物事には多少の冒険は必要なんです!リスクを恐れていては何も出来ませんよ!」 「その言葉はリスクを背負わない者が口にする資格は無い!もし飢饉が起きれば真っ先に餓えるのは貴族や我ら士族ではない!平民以下の者達…特に地方の農民達じゃ!」 憤るウマルにオルハンは平然と言ってのけた。 「…なら良いじゃないですか。被害が我々士族階級にまで及ぶのであれば躊躇もしますが…百姓風情が多少餓死した所で…かえって人口調節になって良い」
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