剣の主
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No.857
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「出迎えなければ後で怒られるからですか?…ハァ…」 ミレルは溜め息を吐き、そしてセイルに向かって言い放った。 「いい加減になさい!!小さな子供じゃあるまいし、一体いつまで父親に怯えてるんですか!?あなたもう他人のご飯を食べて稼いでる立派な大人なんでしょう!?」 「ミ…ミレル…!?」 ミレルが声を荒げる事は滅多に無いのでセイルは驚いた。 だがすぐに言い返す。 「き…君に何が解るんだよ!僕だってこんな自分は嫌だよ!…でも…仕方ないじゃないか…父様を前にすると…駄目なんだ…僕は…どうしても萎縮してしまって…」 「そんな情け無い事でどうするんですか!あなたは…」 …と、そこへミレルの言葉を割って入ったアルトリアが遮った。 「はいはいはい!ミレル殿、そこまでですよ。セイル様を責めてもオルハン殿への恐怖心が無くなる訳ではありません。幼少期からの刷り込みですからね。この手の問題はゆっくりと時間を掛けて解消していくしかありませんよ」
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