剣の主
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No.844
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「是非お邪魔させて貰うよ。じゃあ、また…!」 セイルはアリーと別れ、ジェムの元へと向かった。 「ヤヴズ・ジェム閣下、クルアーン・セイルです。着任のご挨拶に伺いました」 「セイル君、来たね。入りたまえ」 「失礼いたします…」 ジェムの執務室は素晴らしかった。 内装、調度品…全て最高級の物である事が見て判る。 だが、それらは非常に権威主義的で、部屋中が威圧感に満ち満ちていた。 セイルは思う。 (こんな部屋で毎日仕事をしていて息が詰まらないのかなぁ?僕だったら壁は明るい色にして窓も大きく開放的なのが良い。この部屋は高級感と重厚感に溢れているけど何だか押し潰されそうで好きじゃないや…) そんなセイルの内心を知る由もないジェムは得意げに言った。 「どうだい、良い部屋だろう?この部屋のインテリアは僕が自らコーディネートしたんだ。やはり毎日仕事をする部屋は自分の趣味に合わせたいと思ってね」 「……とても素敵ですね…」
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