剣の主
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No.84
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「ぶわぁ〜っはっはっは…っ!!!どうだ!?見たか!?学生の分際で教官に勝てるなどと思い上がって調子に乗っておるから罰が当たったのだ!」 ダブウは両目を押さえて痛そうにしているセイルを気遣う素振りも見せないどころか、居丈高に高笑いしている。 「ふざけるな!!明らかに何者かによる妨害だ!この試合は無効だ!!」 アルトリアはダブウに詰め寄る。 「そうだ!俺も見てたぜ!見物人に紛れて誰かがセイルの顔に砂をぶつけたんだ!」 「ぼ…僕にも見えたぞ!」 ギャラリーの中からパサンとアリーも歩み出て来てセイルの弁護をした。 「…そうだ!」 「こんなのって無いよ!」 「仕切り直し!仕切り直し!」 他の生徒達もこれに賛同する。 「み…みんな…」 セイルは思わず目頭が熱くなった。 それは砂が目に入った痛みだけではないだろう。 「黙れ黙れ黙れぇーっ!!!一本は一本だ!これで1対1だぞ!さぁ!!クルアーン!早く剣を拾え!それとも降参するか!?あぁん!?」 しかしダブウは皆の言い分に耳も貸さず、木剣をセイルに突き付けて唾を飛ばしながら怒鳴った。
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