剣の主
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No.830
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そのためにもオルハンを近くに置いておいた方が何かと便利だと考えたジェムは、彼に破格の待遇を与える事にした。 「クルアーン・オルハン、貴様を食料管理の最高責任者にしてやる。好きにやってみるが良い。…ただし損を出した時は命が無いと思えよ?」 「ははあ〜!かしこまりましてございます大執政閣下!」 …そう、ジェムはオルハンを側近の一人に取り立てたのである。 結果的にオルハンは予想を遥かに超えた大出世を果たした事となった(結果が伴えばの話だが…)。 …とはいえジェムも馬鹿ではない。 食料の備蓄を売ってしまって“万が一”の事態が起きた時の事が頭をよぎる。 「…しかしオルハンよ、貴様の策は言わば“最後の手段”…食料を売って金を作ったは良いが、それで運悪く凶作にでもなった場合はどうするのだ?」 「閣下ぁ〜!現代は国祖イルシャ・ルーナ様の時代とは違うのでございますよ?経済の基本は“金”でございます!金さえあれば食料など好きなだけ買えます。つまり、凶作になったら買い戻せば良いだけの話でございますよ」
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