剣の主
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No.828
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そんな彼の態度にジェムも思わず呆気に取られてしまう。 (…何だコイツは?この厚かましい程の媚びへつらい…これが本当にあのクルアーン・セイルの父親なのか?まるで性格が違うではないか…) 呆れながらもジェムは言った。 「…クルアーン・オルハンとやら、財政難打開の策があるそうだな。聞かせてもらおう」 「ははあ〜!!!」 …オルハンの案は至極単純ながら今まで誰も思い至らなかった…いや、考えはしたものの誰も実行に移せなかった事であった。 王家の穀物庫に蓄えられている麦や米を売って金に替える…それだけの事だ。 イルシャ王国では王家も諸侯も、いざという時(不作)に備え、常に向こう三年分の穀物を備蓄している。 国祖イルシャ・ルーナ女王の訓戒「三年の蓄えが無ければ国家とは呼べない」を今でも守り続けているからである。
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