剣の主
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No.826
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「ならば武力で脅して無理にでも吐き出させては…?」 「そんな事をすれば王都の経済衰退に繋がりかねない」 「…八方塞がりですね」 「あぁ…まったく!厄介な政敵なら葬ってしまえばそれで良いが、財政難という物はどうしようも無い!せっかく天下を取っても金が無ければ何も出来ないじゃないか!金、金、金だ!何でも良いから金を捻出する手立ては無いのか!?」 ジェムは机に突っ伏してヒステリックに頭をかきむしった。 いかな彼とて、この問題ばかりはどうしようも無かった…。 ジェムが資金繰りに悩んでいるという噂は宮廷中に広まっていった。 この話を聞いたセイルの父、クルアーン・オルハンは閃いた。 「これはヤヴズ・ジェムに取り入る千載一遇のチャンスだ!!」 権力者に取り入る方法は何も多額の賄賂を贈る事だけではない。 もともと近衛隊の兵站(食料・生活必需品)を管理する立場にあった彼は、そこから妙案を思い付いたのだった。 彼はさっそくジェムの元へと赴いた。
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