Absorption
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「何か、いい手はないか?」 理事長はヴラドに相談する。ヴラドはかつてワラキアの為に戦い、その後はヒトラーと対面できたのが嬉しくて義勇山岳師団設立の際に尽力したり、戦後は東側でありながら独自路線を行く独裁者を陰ながら支援した。いずれも祖国のためと思ってやったのに、結果は裏目に出ていた。それ以来、彼はかつての冷徹で独断専行から慎重で綿密な戦略に変更する。 「外堀から埋めればいい。キシダ、下僕の女はいるか?それも、絶対服従の」 「もちろん、ベールをした牝奴隷が」 「シスターか、最近は志願者も高齢化していると聞く。貞節どころか不浄だ」 ブラドの女性観は中世のままで、独裁者に対しても妻を増長させるなと忠告したくらいである。 「確かに未亡人やバツイチが多い。早速呼ぼう」 理事長は最も忠実な二人をブラドに披露しようと内線で呼び出す。
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