魔剣使い
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どう考えたって幻聴である。幻聴に言い返すなんてどうかしている。 この石室に到るまで、番人としてうろついているものたちに見つからないように、ひたすら息を殺して緊張しっぱなしだった。 緊張がピークに達して幻聴が聞こえてきたのだ… 「幻聴ではないぞ」 祈るような彼の考えを、当の声がきっぱり否定した。 「物を語る剣に出会ったことがないとは面妖なことだが、そんなことはよい。無口な剣もおるゆえな。だが我はわざわざ汝のために、現世の人の子に聞こえる波長の声を、出してやっておるのだ」
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