剣の主
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No.794
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翌日、アリーの前に再びジェムが現れた。 「さて…今日が約束の一週間目だ」 アリーはジェムを睨み付けながら訊いた。 「昨日…僕にアイーシャさんを引き会わせたの…あんたなんだろう…?」 「フン…さぁて、どうだろうねぇ…」 ジェムは口元に笑みを浮かべながらはぐらかす。 「…ただ、もうお気付きかとも思うが、彼女が着けていたあの首飾り…あれは僕がプレゼントした物だよ。なかなか良い趣味だろう?…あぁ、もちろん彼女に気があるとかじゃないから、別に心配しなくて良い…」 「…やはりそうか…あれは一体何なんだ…おおかた呪いの首飾りか何かといった所か…?」 「お察しの通り…あれはね、僕の意思で自由に緩めたり締めたり出来る魔法の首輪さ…もちろん強く締めれば彼女の命を奪う事だって容易く出来る…」 「あぁ…」 アリーは目の前が真っ暗になった。 「まさか彼女を人質に取るなんて…チクショウ…やるなら僕自身にやれ…彼女は関係無い…巻き込むな…」
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