剣の主
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No.793
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「アイーシャさん…」 アリーは目を閉じてアイーシャの面影を思い出す。 だが、どことなく引っ掛かる部分があった。 (…何だろうか?さっき会った時の彼女、何か違和感があったような…) その原因にはすぐに思い至った。 (そうだ…彼女が首に付けていた、あの首飾りだ…) 服装は一般的な貴族の娘のそれであった。 彼女好みの装飾の少ないシンプルなデザインだ。 しかしその首回りには大きな首飾りが掛けられていた。 いや、首飾りというより“首輪”と言った方が正しいかも知れない。 前面に大きな宝石が埋め込まれた装飾的な金の輪がぐるりと巻かれていた。 宝石は血のような、どす黒い紅色であり、禍々しい印象を受けた。 (アイーシャさんはあんな趣味の悪い装飾品は好まなかったはずだ…) アリーは何となく嫌な感じがした。
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