剣の主
-削除/修正-
処理を選択してください
No.787
┗
修正
削除
※残り修正回数=5回
ペンネーム
┗匿名さん
本文
「……何だと…?」 その言葉を聞いた途端、ジェムの顔から笑いが消えた。 「貴様……いま俺の事を何と言った…?」 一人称が“俺”になっているがアリーは怯む事無く答える。 「“愚物”だ…人を従わせるために…こんな卑劣な手段を用いる事しか出来ない…そんな人間を“愚物”と呼んで何が悪い?…これでも学生時代はあんたを大したヤツだと思ってた…一目おいていた…本当だよ…でも…今になって見てみたら…あんたはまるでワガママなガキだ…思い通りにならない物は全て力で何とか出来る…でなきゃ排除してしまえば良いと思ってる…そんな考えで国を治められると思ったら大間違いだ…例え一時的には上手くいったとしても…いずれ必ず破綻をきたす…あんた、人間は金・力・恐怖のいずれかを使えば服従させられると思ってるだろう?…どっこい…人間はあんたが思っているほど単純じゃあない…あんたが思い通りに動かせるのは…せいぜい世間知らずの学生ぐらいのもんさ…」 「…ハ…ハハ…アハハ!!アハ!アハハハハハハハハハハハハハッ!!!!」 ジェムは突然、壊れたように笑い出した。
パスワード
戻る
PiPi's World 投稿小説
>
トップ
>
リレー小説
>
官能リレー小説
>
ファンタジー系
>
剣の主
©2002-2024 PIPI's World
『投稿小説』
All Rights Reseved.
投 稿 小 説