剣の主
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No.783
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バムとブムは話し合う。 「アリーのやつ、大丈夫かなぁ…?」 「水すら与えられないなんて…まさに飢えと渇きの地獄なんだな」 双子はアリーを哀れに思い、最初の1、2日ほどは密かに食事を残して与えていたのだが、これが獄卒にバレてしまい、以後、食事の間中監視が付くようになってしまった。 今や天井から時たま滴り落ちて来る水滴だけがアリーが口にする事を許された唯一の物であった。 カツ…コツ…カツ…コツ… 獄卒の足音が聞こえて来る。 一日二回の食事だ。 「ヤヴズ・バム、ヤヴズ・ブム、飯だ」 そう言って獄卒は双子の牢の前に食事の入った食器を置いていく。 「あ…ああ…」 「いただくんだな…」 双子は格子の隙間から食器を牢の中に引き入れる。 「…ザッバーフ・アリー、飯だ」 獄卒はアリーの牢の前にも食器を置くが、その中には何も入っていない。
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