魔剣使い
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No.78
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覆いかぶさって、ピストンの速度を上げる。 唇をふさごうとしたが、娘は必死で顔を背けた。 火精の宿るという指と呪文、どちらを優先してふさぐべきかわからず、彼は少しの間迷った。 呪文を最後まで唱えなければ魔法の威力は生まれない。 だが威力はなくとも、火精を呼び出した指で引っ掻くだけで、熱いものは熱いのだ。 「…二十なる、線軸を成せ。あっ、ふぅ…線軸よ、八と七つのぉっ…軸回転をせよ!」 迷っている間に、娘は呪文を続けていた。指先の光点が、一本の直線を描いている。
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