おてんば姫、ファニーの冒険
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No.78
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しかし、酔っぱらいに囲まれたぐらいでビクつくようなファニーではない。 ポカッ ドカッ バキッ 「イテッ」 「何しやがる」 ファニーは鞘にさしたままの剣で男達をタコ殴りにした。 「畜生、覚えてろよー」 男達はそんな捨て台詞を吐いて退散した。 「ありがとう、おかげで助かったよ」 娼婦はリリスと名乗った。 リリスはぜひお礼をしたいので、自分の店に来てほしいと言った。 最初は迷ったが、好奇心に勝てず、直ぐに承諾した。 リリスが案内したのは、港の直ぐ近くにある煉瓦造りの3階建ての建物だった。 店内はとても暗く、灯りはテーブルの上にある、ワインボトルに入ったキャンドルだけだった。 さらに不思議なことに、客の男達は皆が、フードをかぶり人目を避けるようにしていた。 さらに気になったのが、店内に漂う、獣臭さだった。 (なんだがモンスターの匂いみたい) ファニーはそう感じた。
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