剣の主
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No.774
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全てを語り終えたセイルはウマルに尋ねる。 「お祖父様、教えてください。ミレルは国王陛下の庶子なんですか?」 「うむ…どうやらその事について話さねばならぬ時が来たようじゃのう。ミレルを呼んで来なさい。それとアルトリアさんにも、手鏡を持って来るようにと…」 「わ…分かりました!」 やはりウマルは事情を知っていたのだ。 セイルは部屋を出て二人を呼びに行った。 そして… 「もぉ〜、坊ちゃまぁ、一体どうしたって言うんですか?そんなに血相を変えて…私、食器洗いの途中だったので用事なら出来るだけ早くお願いしますよ」 「そ…そんなの他の召使いに任せて!とにかく大切な話だから!」 「はあ…?」 仕事があるというミレルをセイルが無理矢理ひっぱって来ると、既に部屋にはウマルとアルトリアがいて、机の上にはあの手鏡が置かれていた。 「来たな、ミレルや。まあ、座りなさい」 「は…はい…」 ウマルの表情や口調から、いつもとは違う雰囲気を感じ取ったミレルは、言われた通りウマルの正面に座った。
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