おてんば姫、ファニーの冒険
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No.77
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男達は薄汚れた皮鎧に、剣や槍などで武装している。 酔っているようで、足下がかなりふらついてる。 「売女のくせに、お高くとまりやがって、いいからこっちへ来い」 男が手を伸ばそうとするが、女はするりとかわす。 「いい加減にしな、あたしたち娼婦にだって客を選ぶ権利があるんだ。そんなにやりたきゃ雌犬とでもやってな」 女は年の頃は二十歳前後、胸元の開いた大胆な衣装と、濃い化粧と香水で娼婦であることがしれた。 もっともファニーは娼婦という職業そのものを知らないので、派手なひとだなと思っただけだった。 しかし、放ってはおけないと思った。 男達は酔ってかなり気が立っており、このままでは血を見ると思った。 「ちょっと、あなた達にいい加減にしなさいよ、嫌がってる女の人に無理強いするなんて男として最低よ」 「何だよ、嬢ちゃん、この姉ちゃんの代わりにあんたが相手してくれるのか」 「そりゃいい、可愛がってやるよ」 男達がファニーを取り囲む。
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