剣の主
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No.760
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捕らわれたアリーは両手と首に縄を掛けられ、王宮へと引き立てられた。 本殿に連れて来られ、一体どういうつもりかと思っているとジェムが現れた。 「フフン…“王様の料理番・パサン”か…あまり笑えない冗談だ。久し振りだね、アリー君。元気だったかな?」 「ヤヴズ・ジェム…僕達はあなたにすっかり踊らされてしまったようですね。あなたは計画通り、この国の頂点に立ち、あとは僕を始末して全てが終わりという訳だ…」 「おいおい、勘違いしてくれるな。僕は君を殺すつもりなんて無いよ」 「え…?」 「僕はこの国を新しく生まれ変わらせる…その手伝いを君にして欲しいと思ってるんだ。イルシャ王国の現状を正しく認識し、銃という新兵器に目を付けた…君は失うには惜しい人材だ。ぜひ力を貸してもらいたい」 「具体的には…?」 「単刀直入に言うと、兵器開発だ。王宮の一角に君のための研究室を設けてやる。必要ならば助手も何人でも付ける。そこで君は兵器の研究をしてもらいたい。より効率的により多くの人間を殺す兵器をね」
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