剣の主
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No.745
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「で…でか……」 旧ヤヴズ・ワム邸を見たセイルの最初の感想はそれであった。 屋敷は王宮(本殿)に匹敵する大きさと豪華さだ。 隣でミレルとアルトリアも話し合っている。 「わぁ…すっごい維持費かかりそう…」 「ええ、庭園も相当な物です。これはセイル様とオルハン殿の俸給を合わせても厳しそうですね」 「ね〜、これは早いとこ新しいお屋敷を見付けるか建てるかしないとクルアーン家は破産ですよ」 「お…お前ら!これを見た感想がそれかよ!もうちょっと何か無いのぉ!?」 あまりに現実的な会話にセイルは思わず突っ込む。 ミレルは言った。 「いやあ、やっぱり家格に応じた敷地面積という物があるんですよ…それはそうと私、坊ちゃまが昏睡中に大旦那様にお手紙を書いておきましたから、そろそろ王都に戻って来るはずですよ。奥様とナシートちゃんも一緒に…」 「本当かいミレル!」 「良かったですねセイル様。ヤスミーン殿やあの羽虫、セイル様の手柄を知ったらきっと喜びますよ」
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