剣の主
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No.732
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その頃… 「なに?地下通路を通ってアルシャッドを寝室まで連れて来たのはセイル君達だったのか…」 「はい、ジェム様…」 ジェムはシャリーヤからの報告を受けていた。 「…私はセイル殿を倒した時点で引き返しました。申し訳ありません。まさか王太子とアルトリア殿がゴーレム兵を突破するとは思っておりませんでしたので…」 「フッ…まったく、いきなり壁から王太子が現れた時は驚いた。まあ良い。結果オーライだ。それにしても…ククク…まさか今度もまたセイル君が絡んでいたとはねぇ…フフ…フフフ…フハハハハハハハハハハハ…ッ!!!」 突然おかしそうに笑い出したジェムにシャリーヤは尋ねる。 「ジェム様、よもや怒りで気でも違われましたか?」 「いやいやいや…そんな事は無いよ。むしろ僕はね、嬉しいんだ。クルアーン・セイル…彼は実に予想外な事ばかりやらかしてくれる。何もかも思い通りになる僕の退屈な人生の中で、彼は唯一僕をゾクゾクさせてくれる存在なんだ。あぁ…僕はますます彼を手に入れたくなったぞ…どんな事をしてでもね…ウフフフフフ…」 そう言ってほくそ笑むジェムの瞳には、異常な光が宿っていた…。
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