剣の主
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No.729
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そう言うとセイルは一瞬フラついたかと思うとそのままぶっ倒れた。 「…おっと危ない!」 床に頭をぶつける前にアルトリアが彼の服を掴んで受け止める。 「ぼ…坊ちゃま!!?どうなさったんですか!?」 「心配いりません。眠っただけですよ」 慌てるミレルにアルトリアは言った。 セイルを見ると確かにスゥ…スゥ…と寝息を立てている。 彼がシャリーヤとの戦いで受けたダメージは、常人なら数週間はまともに動く事も出来ない程の物だった。 それを聖剣の力があったとはいえ直後から動き回っていたのだ。 その負荷は相当な物であった。 安全な宿まで戻って来た事で安心したのか、それとも聖剣の加護(というべきかどうかは判らないが…)が切れたのか、セイルはついに限界に達して意識を失ったのだ。 ミレルはアルトリアに尋ねた。 「あの…お二人は一体お城で何をなさっておいでだったのですか?良く見たらセイル様の服は所々破れてますし…」 「まあ、話せば長くなるのですがね…」
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