剣の主
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No.720
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「そうでしたか、それは良かった…。それで、あなた様が今こうして復活され、二代目の聖剣の勇者をお選びになったという事は、もしやあの伝説の邪神が蘇る時が近付いているという事ですか?」 「そうだ…」 (伝説の邪神?何だそれ?そんな話聞いた事無いぞ?) セイルは首を傾げる。 イルシャ・ルーナの伝説は絵本や芝居などで幼い頃から慣れ親しんで来たが“邪神”なる物が出て来る話は聞いた事が無かった。 国王は言う。 「そうでしたか…。あの邪神に関する伝説も他の説話同様、単なるお伽話かと思っておりましたが、まさか真実だったとは…。そう言えば、西方ではダモクレスの聖剣の勇者が現れたと聞きましたが…」 「うむ、その話は私も聞いた。カシウスの聖剣の勇者だけはまだ見つかっていないようだが、それも時間の問題だろうな…」 「…このような非常時に我がイルシャ王国はこのような有り様で…実に情け無い事です。責任は現王である私にあります。本当に申し訳ありません…」 「気にするな。国の助けは端から宛てにはしていなかった。西の方も戦乱続きだという。そもそも世の乱れその物があの邪神の復活が近い証拠なのだ。お前一人の責任ではない」
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