剣の主
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No.716
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「…誰もいなくなりましたね…」 「う…うん…」 無人になった寝室に話し声。 アルシャッドが出て来た壁の穴から二人が姿を現した。 セイルとアルトリアだ。 実はずっと隠れて事の成り行きを見ていたのだ。 「ジェムとジャミーラ王妃…ファード王子を王にするために国王陛下の最期に立ち会った人を皆殺しにするなんて…信じられない!人間っていくら目的のためだからってこんなに簡単に人を殺す物なの!?」 「ええ、そうですね」 即答するアルトリア。 だがセイルもめげない。 「だいたい王太子殿下が取り押さえられた時、飛び出そうとした僕を君が押しとどめさえしなければ…!」 「セイル様が飛び出した所で多勢に無勢…すぐに捕らわれて終わりでしたよ」 「聖剣の力で肉体強化された状態なら…!」 「そんな事をしたら体中の筋肉が引き裂け、骨は砕け、内臓は破裂するでしょうね。セイル様は気付かないかも知れませんが、あなたの肉体は今こうして立っているだけでも奇跡と言って良いほどの状態なのですよ」
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