剣の主
-削除/修正-
処理を選択してください
No.714
┗
修正
削除
※残り修正回数=4回
ペンネーム
┗匿名さん
本文
そのジェムの言葉に銃を持った兵士達が再びドカドカと寝室に入って来た。 ジェムは医師達や神官達の方を指差して兵士達に命じる。 「殺れ」 「はっ!撃てぇー!」 ズダダダダダァーンッ!!!! 瞬時に寝室の一方の壁に無数の穴が開き、大量の血糊が飛び散った。 蜂の巣にされた医師と助手達、神官長と神官達は皆『信じられない!』という表情のまま全身に開いた風穴から血を噴き出させて倒れた。 「びえぇぇっ!!!!」 ジャミーラの腕の中のファード王子は泣き出した。 「ジェム!こういう荒っぽい事は私達の居ない所でやりなさい!ファードが怯えるじゃないの!」 怒るジャミーラにジェムは頭を下げ、ついで兵士達に命じた。 「申し訳ございません叔母上。…お前達、死体を片付けろ」 「はっ!…おい、片付けだ」 「「「はっ!」」」 兵士達はただちに作業にかかった。 ジェムはジャミーラに歩み寄る。 「しかし叔母上には恐れ入りました」 「あなたも切れ者かと思っていたけれど、まだまだ若いわね。これくらいの機転が利かないようでは宮廷では生き残れないわよ」
パスワード
戻る
PiPi's World 投稿小説
>
トップ
>
リレー小説
>
官能リレー小説
>
ファンタジー系
>
剣の主
©2002-2024 PIPI's World
『投稿小説』
All Rights Reseved.
投 稿 小 説