剣の主
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No.711
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そもそもアルシャッドがジェムの言うような人間でない事は良く知っている。 もちろん他の王子や王女達も…。 当然だ。 家族なのだから。 「ち…違う!!私は嘘など吐いていない!!」 ジェムは叫んだ。 「アルシャッドは!陛下!あなたの事など何とも思っていない!冷酷非情な人非人なのですよ!?本当です!!」 「…もう黙れ…冷酷非情な人非人はお前ではないか…そこまでして権力が欲しいのか…お前、いま自分がどんな顔をしているか解っているのか?…およそ人間には見えない…醜い…醜い獣の顔だ…」 「……」 この言葉に、さすがのジェムも黙り込んでしまった。 (もう無理だ…全て見抜かれていた…こうなってはもう国王の口から我が従弟ファードを次期国王に指名させるのは不可能…) 国王はつぶやく。 「あぁ…もう目も霞んできた…人生の最期に愛する家族と言葉を交わす事すら許されないなんて…」 国王は心の底からつぶやいた……その時である! 信じられない事が起きた。 バカァンッ!!! 「父上ぇ!!!アルシャッドです!!アルシャッドが参りましたあぁぁ〜!!」
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