淫魔剣トリス
-削除/修正-
処理を選択してください
No.71
┗
修正
削除
※残り修正回数=5回
ペンネーム
┗匿名さん
本文
「か、はっ!?」 (ろ、ローラン様っ!?) 吐血する俺に、トリスの焦る声が聞こえる。そして・・・。 「ふふふっ、やっとスキを見せてくれましたねぇ・・・? こっちは武器を作ることはできても、使うほうはずぶの素人ですからね。 こうでもしないと、勝ち目ありませんから・・・♪」 見覚えのある黒いフードの男が、背後で俺をあざ笑っていた。 やられた。完全にやられてしまった。 憤りとともに激しい無念が湧き上がる。 そもそもフードの中身が土人形だった時点で、何かおかしいと気づけよ、俺っ! 仮にフードの中身が人間でないとしても、土人形で全身を隠す必要がどこにある? それに俺が倒した触手の塊は、宝石に変えられたゾーラを持っていなかったじゃないか! いや、それ以前に!コイツは最初から言ってたじゃないか! 『自分は蛇の手所属の錬金術師だ』と!前衛職でもない人間が、真っ向から堂々と立ち向かってくるわけないだろ!? 慢心ではなく、我が身の未熟ゆえによけいに腹が立つ。 対する黒フードは勝利を確信したのか、手にした剣から手を離して倒れ込む俺を悠然と見下ろしていた。
パスワード
戻る
PiPi's World 投稿小説
>
トップ
>
リレー小説
>
官能リレー小説
>
ファンタジー系
>
淫魔剣トリス
©2002-2024 PIPI's World
『投稿小説』
All Rights Reseved.
投 稿 小 説