蘇る魔神たち〜近代の戦い〜
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┗ルガーの竜
本文
目障りなおっぱいと辛気くさいガキだが、幾らか大人の意識を心得ているのが救いだ。 ひょんなことからエリーゼは十八人の命を預かる大役、ため息を飲み込みながら士官としての自覚を取り戻した。 「さて、そろそろブランチの時間はお開きにします。」 エリーゼなりに指揮官らしい態度に転じ毅然とした表情で、グラスの白ワインを優雅に飲み干す。 バリィは焦るでもなく自然な仕草で、三本ほど残った串焼をまとめてモリモリと咀嚼するなりビールで流し込む。 アレスもまた、気付けの迎え酒にショットグラスの安ブランデーを一気に煽り、両頬を叩いて気合いを取り戻す。 (注:軍務中でも多少の昼酒が認められている時代である) その差はあれど三者三様の実戦経験者が杯を下ろした時、先程までのムードに流されかけた新兵二人が、感嘆し息を飲む。
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