既に詰んだ領主に転生した男の物語
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アニスが机の下に潜り込んで身を隠した直後、再びドアが開いてメイド長のアンナが姿を現した。 「アニス!追い詰めましたよ!ここに隠れたのは分かっているので……って坊ちゃまぁっ!!?」 「やあアンナ…どうしたの?そんなに怖い顔をして…」 「あ…あらやだ…私ったら…まさか坊ちゃまが居られたとは露知らず…申し訳ございません」 そう言って丁寧に頭を下げるアンナ。 「構わないよ。アニスを探してたの?」 「そうなのですよ!あの娘ったら、また仕事をサボって…もう今度という今度は我慢の限界でございます!こうなったら旦那様に言ってクビにしていただきます!」 いきり立つアンナを僕はなだめつつ労いの言葉をかけてやった。 「まあまあ、そうカッカしないで…アニスを見かけたら僕からも良〜く注意しておくよ。…まぁ、後輩の指導も大変だろうと思うけどさ、そんなに気張らないで…もう少し肩の力抜いて気楽にいこうよ。アンナが頑張ってるって事は僕がちゃんと見て知ってるから…」 「ぼ…坊ちゃま!…まさか坊ちゃまからそのようなお言葉をいただけるなんて…アンナは嬉しうございますぅ〜!」
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