剣の主
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No.707
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国王アフメト4世には13人の妃と29人の王子・王女が居る。 だがこの場に居合わせているのは第13王妃と第29王子(この番号は男女関係無く通し番号である。ちなみにサーラは第21王女だ)の二人だけ。 王の死に際だと言うのに、なぜ他の王族達は来ていないのか…。 それは寝室の外を厳重に護り固めているジェムの配下の兵達(ドルフが領地ナハルシャットから連れて来た兵達なのだが、既に半ばジェムの私兵と化している)のせいである。 王の寝室周辺だけではない。 この兵達は王宮内各所に配備され、常に目を光らせている。 バムとブムによって壊滅的な打撃を受け、既に王宮警備の任を果たす事が困難となってしまった近衛隊に代わって…という名目だ。 怪しい(ジェムにとって都合の悪い)行動を取る者は王族であろうと容赦なく逮捕…場合によっては殺害しても構わないと命じられているので、王宮仕えの官吏達も恐ろしくて逆らえない。 今や王宮は完全にジェムによって掌握されていると言って良かった。 他の王族達は残らず後宮区から追い出され、許可無く立ち入る事を禁じられている。 国王はずっと“面会謝絶”の状態だ。
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