剣の主
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No.705
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いつの間にか思い上がっていた自分がいた…その結果がこれだ。 突き付けられた現実を受け止めるのは後回しにするとして、とりあえずは立ち上がろうと体に力を込める…。 まずは腕を動かして上体を起こす支えに…たったそれだけの動作なのに少し動いただけで全身が悲鳴を上げる。 どうやら体に受けたダメージは相当な物らしいな…とセイルは思った。 (…そうだ。僕は弱い。だから強くならなくちゃいけないんだ!これからだ!僕はもっともっと強くならなくちゃいけないんだ!でないと僕を聖剣の勇者に選んだアルトリアを失望させてしまう!僕に力を貸して欲しいと言ったサーラさんとの約束も果たせない!だから僕は今こんな所でへばっているようではいけないんだ!こんな痛みに耐えられないようではいけないんだ…って言っても痛てえもんは痛えぇぇーっ!!!!) その時だった。 握り締めた聖剣がポアァ…と淡い光を放ち始めた。 痛みが引いていく…。 体の重さだけ残ったが、それもやがて消えていった。 聖剣が自分の意図を察して肉体の疲労を取り除いてくれたのか…。
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