マッスル・ウィッチ
-削除/修正-
処理を選択してください
No.7
┗
修正
削除
※残り修正回数=5回
ペンネーム
┗匿名さん
本文
都市国家セジューク。 魔術と学問の都と呼ばれ、魔道士ギルド本部が置かれる都市国家。 魔道士達による合議制で都市は運営され、世界各国に魔道士を派遣するのが都市の財政基盤となっていた。 そのセジュークの中央。 ギルド棟が並ぶ一角で、1人の老人が歩いていた。 特級魔道士にして元老院議員、オルスネルである。 そのオルスネル師はとある部屋に入って行く。 そこにいた者に声をかける。 「鍛練中かね、マリー・ユグドラル」 老魔道士の視線の先には逆さまになったマリーがニヤリと笑う。 逆さま・・・つまり彼女は逆立ちをしていた。 しかも片手、それも支え無しである。 しかも床には書物が置かれ、それを読みながら彼女は片手を曲げ、伸ばし身体を上げ下げしてるのである。 恐るべき筋力だった。 「はい、師よ・・・魔術の鍛練を行っております」 どう見ても筋トレです。 オルスネル師は更に皺を深くするが、もう慣れてしまったのかそれについてどうこうは言わない。 非常識な魔道士であれ、彼女が優秀であるのは確かだからだ。
パスワード
戻る
PiPi's World 投稿小説
>
トップ
>
リレー小説
>
官能リレー小説
>
ファンタジー系
>
マッスル・ウィッチ
©2002-2024 PIPI's World
『投稿小説』
All Rights Reseved.
投 稿 小 説