剣の主
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No.688
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アルトリアが出してくれた灯りを頼りに暗い通路を進んでいく三人。 …と突然、真ん中を歩いていたアルシャッドが悲鳴を上げた。 「ぎゃあぁぁっ!!?」 「ど…どうしたのですか殿下!!?」 慌ててアルシャッドに訪ねるセイル。 「い…今!!何かが!私の肩にぃ…っ!!」 「ま…まさか敵の攻撃!?」 「ひいぃぃっ!!!?殺されるうぅぅっ!!!助けてえぇぇ母上えぇぇ!!!」 「落ち着きなさい!…天井から水の滴が落ちてきただけでしょう」 「あ…そうか…」 「殿下…」 アルトリアの冷静な指摘で二人は落ち着きを取り戻す。 「ハァ…しっかりしてくださいよ。まったく、次代のイルシャ王国を背負って立つ者がこれでは…ルーナ様がご覧になったら何と仰る事か…」 「面目無い…」 シュンとなるアルシャッドにセイルは空気を変えようとして質問した。 「そ…そういえば殿下、王妃様はこの事はご存知なのですか?」 「母上は知らぬよ。何も伝えずに出て来たからね。どうやら母上は母上でお考えがあるようで、何やら水面下で動いておられるようだが、私にはサッパリ…」 「そうなんですか…」
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