剣の主
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No.676
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「う…うん、まあね…」 セイルはバツ悪そうに答えた。 「父様の事…今の今まですっかり忘れてたよ。たぶん母様もお祖父様もミレルも…今まで一度も父様の事を口にしていない所を見ると…」 「ハァ…家族に存在を忘れられるとは…今回ばかりはオルハン殿の影の薄さに同情ですね。まぁ、私も忘れてましたが…」 そんな話をしていると、ふと声を掛けられた。 「よおセイル!それにアルトリアさんじゃないか!」 「あぁ!!?ド…ドルフ!!?」 そこに居たのは、あのイシュマエル・ドルフであった。 「久しぶりだなぁ…」 「ドルフも…いや、イシュマエル閣下もお元気そうで何よりです」 「ドルフで良い。敬語も必要無い」 「そ…そう?」 ドルフに関してはジェム以上に良い印象の無いセイルであった。 何せこの男のせいで自分は騎士学校を退学させられ人生を狂わされる所だったのだ。
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