剣の主
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No.675
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「はい、失礼しました…」 セイルはジェムに一礼して大広間を後にした。 アルトリアも黙って後に続く。 「ハァ……」 二人が立ち去った後、ジェムは溜め息を一つ吐いた。 そして… 「…ああぁぁぁぁっ!!!!」 ガッシャアァァンッ!!!! ジェムは突如として大声で絶叫すると供物台を蹴り倒した。 積み上げられた金塊が床にぶちまけられる。 「あいつら一体何様のつもりだぁ!!?この僕に偉そうに意見しやがってぇ!!!今日の所は見逃してやったが今に見ていろぉ!!?二人共いずれ必ずこの僕の物にしてやるからなぁ!!!!」 セイルとアルトリアは中庭に面した回廊を歩いていた。 「アルトリア、僕のした事は物凄く馬鹿な事なんだろうね。父様が聞いたらきっと激怒するだろうなぁ…」 「それは人によりけりでしょう。何に価値を見出すかによって変わります。地位や金銭でしか人を量る事が出来ないオルハン殿ならば確かに馬鹿な事をと怒るでしょうがね…というかセイル様、先程ジェムとの会話中に何か思い出しておられましたが、あれはひょっとしてオルハン殿の事で…?」
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