剣の主
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No.673
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「いやなに、構わないよ。君の功績を考慮すれば当然の事だ。それと近い内に辞令が出る事になるだろう」 「辞令…?」 「まだ内定だがね、君は衛士隊から近衛剣士隊に転属になる。栄転だよ。おめでとう。ただし一般隊士とは別枠で、僕の直属だ」 「え!?あ…あなたの、直属ですか…?」 「フッ…そう嫌そうな顔をするな。権限と俸給は中隊長並みを考えている。必要ならば部下も与える。君の年齢を考えれば極めて異例かも知れないが…なに、ごちゃごちゃ言う輩は僕が黙らせてやる。そもそも僕なんて君と同い年で国を動かしてるしね…」 そう言ってジェムはハハハ…と笑って、そして続けた。 「…人はね、自分の実力に見合った地位に就くべきなんだ。年齢は関係無いよ。これは君にとっても悪い話じゃないはずだ。受けてくれるね?それともこれだけの好条件を並べられても僕の下で働くのは嫌かな?」 「そ…そんな事ないです!ただ…僕は…その…今の衛士隊の仕事が好きで…そう!衛士隊に生き甲斐を感じていて…それに偉くなりたいとも思わないし、お金が欲しいとも思わない…だから僕は…その…せっかくの良いお話なんですが…」
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