幼魔鬼譚〜悪戯好きのアリス〜
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No.669
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┗ソックスザウルス
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紅夜叉が着物の帯を締めるとボストンバッグにしまってたった服を着た馬頭鬼が戻ってきた。 「よし、出発するか」 「どこに行くんだよ?」 「隠れ家だ」 「なんだ、炬俐のところに帰るのか」 「ば〜か。誰がアイツの所に行くかっての。アイツの知らない住処に行くんだよ」 「そんなのがあるのか?」 「アイツの息のかかった所だけに住んでたら休む暇もないからな」 「つまりサボり部屋か」 「…もう1ラウンド行くか?」 「さあ、さっさと隠れ家に行こうぜ!」 紅夜叉はとっとと助手席に乗り込んでシートベルトを締めた。 車で走ること小一時間。炬俐のホテルとは蒼木ヶ原市を中心に90度の角度に位置する辺鄙な所に到着した。 空き地のような駐車場に馬頭鬼は車を止めると古びたアパートに紅夜叉を案内した。 水抜きの穴あき鉄板でできた赤錆びた階段を上って最上階の二階に着き、蹴れば破れそうな扉の鍵を開けると一階で扉の開く音が聞こえた。
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