剣の主
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No.667
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「……」 「ハァ…もう少ししっかりしてもらわなければ困りますよ。あなたは聖剣の勇者なのですから…。あなた自身が好むと好まざるとに関わらずね」 「……」 「聞いていますか?」 「……」 「では私は姿を消していますから、ジェムにはセイル様お一人でお会いください」 「…いや…僕の隣に居てくれ…あの男と1対1で対話する気は無いから…」 「なんだ、聞いてるじゃないですか」 そんな事を話している間に二人は王宮に着いた。 「お待ちしておりました。こちらでございます」 衛兵に案内され、大広間に通される。 「やぁ〜!セイル君、良く来てくれた。騎士学校卒業以来だね。実に久しぶりだ。おや、アルトリア殿もご一緒か。あなたにもお会い出来て嬉しいよ」 ヤヴズ・ジェムは国王の座るべき玉座に当然のように腰掛けていた。 アルトリアは顔をしかめて言う。 「そこはアナタがお座りになる場所ではないと存じますが…」 「おやおや…これは手厳しいね。しかし僕は今や国王陛下に代わってこの国の全てを取り仕切る地位に就いたのだよ。玉座ぐらい座ったって良いじゃないか」
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