剣の主
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No.662
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「ほら、アイツあの日以来ずっと鬱ぎ込んだままじゃないですか…悪人とはいえ人を斬った事がショックだったんでしょうね。なんとか元気付けてやれないもんかなぁ…」 アルトリアは言った。 「こういうメンタル的な問題を解決するのは“時間”です。なあに、セイル様も1週間か1年すれば立ち直るでしょう」 「範囲、広っ!どんなタイムスケールで物を見てるんだアンタは!?」 二人の問答を聞いていたミレルが口を挟む。 「私も坊ちゃまには早く元気になってもらわないと困ります!」 「おぉ!ミレルさんもそう思いますか」 「はい!私は大旦那様(ウマル)から坊ちゃまを守ってやれと言われてるんです!あんな状態の坊ちゃまを大旦那様に見られたら怒られるのは私…」 「そこかよ!?」 「アリー殿はセイル様よりご自分の心配をなさった方がよろしいのでは?」 「どういう事ですか?」 アルトリアは急に声を潜めた。 「…ここ数日、王宮の衛兵らしき者達があなたの身辺を探っています…」 「ほ…本当ですか!?今はパサンだなんて名乗っているが、僕の正体に気付いたか…」 「いま王宮を牛耳っているのはあのヤヴズ・ジェムですからねぇ…お気を付けください」
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