剣の主
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No.653
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一人になったジェムはつぶやく。 「ああいう“不確定要素”は、いつ、どこで、どのように影響を及ぼして来るか解らないからねぇ…手元に置いておかねば…そう、いざという時にはすぐに“取り除ける”ようにね…フフフフ」 セイルたち衛士隊は通常任務に戻るように言われ、今は衛士府跡を拠点に治安活動に当たっていた。 「……」 だがセイルは未だ心ここにあらずといった様子である。 「おい!シャキッとしろ。今回の一番手柄がなにボサッとしてんだい」 そう言いながらアブ・シルが現れてポンとセイルの背中を叩いた。 「せ…先輩は平気なんですか…?」 「ん?何が?」 「…いえ、何でもありません…」 何か言い出そうとして黙ってしまったセイルを見てアブ・シルは言った。 「…セイル君、ちょっと巡回でも行こうか」 「え?…はい…」
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