剣の主
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No.635
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奥へ奥へと急ぎながらも、その途中で目にする戦いの惨状に、セイルは心を押し潰されそうな悲しみに包まれた。 「僕が…こんな地獄を…」 『気をしっかり持ってください!戦いはまだ終わってはいません!!』 セイルの状態に危険を感じたアルトリアは、聖剣の中からセイルに対してそう呼びかける。 歴戦のアルトリアにとってはこの程度の惨状は何ほどの事も無く、もっとむごい拷問の光景を目にしたことさえあったが、セイルには刺激が強すぎ、このままではセイルの心は折れてしまうところだった。 「ごめん・・・そうだね。彼らの犠牲を無駄にしないためにも、早くこの戦いを終わらせなきゃ」 セイルは吐き気を堪えながらも、そう自分を叱咤する。 だが、同時に彼は心の片隅で、何故これほど犠牲を出してまで、戦わねばならないのかという疑問もまた感じていた。
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