剣の主
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No.632
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一方、セイル程ではないにせよアブ・シルやアブラハムも奮戦していた。 城壁を駆け上がり、驚き惑う銃兵達を次々と斬り倒していく。 彼らもまたこの戦いで初めて人を斬った。 殺人に対する罪悪感は薄かった。 何せ結婚式場襲撃と衛士府襲撃の際に仲間を殺された恨みがある。 近衛隊の連中も同様だった。 今度は立場が逆転し、黒覆面の男達の方が逃げ惑い殺される番となったのである。 それは戦いではなかった。 一方的な殺戮であった。 一方、宮殿内ではバムとブムが逃走の支度に奔走していた。 バムは金貨や宝石をありったけ袋に詰めて持って行こうとしているが重すぎて移動も困難である。 「ふひぃ〜!!ふひぃ〜!!お…重いんだなぁ〜!!」 「ぶひいぃぃ!!?バムよぉ!そんな金なんか置いて早く逃げるんだなぁ!」 「し…しかしブムよ!金さえあればまた再起可能なんだなぁ!持てるだけ持って行くんだなぁ〜!」 「仕方ねえ!手伝うんだな!…で、どうやって逃げるのかな!?」 「北門に馬車を待たせてあるんだな!」
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