剣の主
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No.621
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「それは先輩の願望でしょう…」 「ククク…確かに」 小声で突っ込むセイルに思わず笑いを漏らすアブラハム。 「……」 その隣に立ったアルトリアは渋い顔をしたまま黙っている。 セイルは尋ねた。 「どうしたのアルトリア?さっきから黙ってるよね」 「あ…いえ、この作戦を考案したウルジュワンという男、実に見事だなと思いましてね。新政権の欠陥を上手く突いた良い作戦です」 アブラハムは言う。 「近衛剣士隊のエリートらしいですよ。さっすが頭も良いですね」 「しかしこういうやり方は気に入りませんね。民衆を欺くというのは…」 イルシャ・ルーナ女王ならそういうやり方は絶対にしなかったのだろうな…と思いながらもセイルは言った。 「確かにあの人は正しくないよ。でもこれが上手くいけば僕達本当に王宮を取り戻せるかも知れない」 案の定、聴衆は偽の勅令に大激怒。 「ふ…ふざけるなぁ!!」 「何よそれ!?」 「前より悪くなってるじゃねえか!!」
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