デッドエンド
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「私も同じだ。…たぶん」 リオンは破顔した。 どうやら、彼が望んだ答えを返してやれたらしい。 邪気の無い、子供っぽい満面の笑みは、私にとっても思いがけないほど大きな喜びだった。 一人でいたときに夢想したような喜びとは、少々違っていることはわかっていた。 玩具扱いしていると、まるきり認めたようなものだ。 けれど彼は、私という玩具の、喜びの反応を楽しんでいる。 思うままにならない私の反応によって発生する、自分自身の感情を楽しんでいる。喜びも、痛みも、快楽も、不快さえも。
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