剣の主
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No.610
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┗匿名さん
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「衛士隊第三中隊、クルアーン・セイルです」 「アルトリアと申します」 「ミレルです」 「僕は…えぇと…」 アリーが名を名乗る事を躊躇しているとアルトリアが言った。 「彼はパサンさん、王様の料理番で宮廷内部の事について詳しいですよ」 (ア…アルトリアさん!?) (失礼、衛士や近衛の方々の前で今あなたの名を出すのは色々と好ましくないと判断させていただきましたのでね) 良い機転であったが、セイルは突っ込む。 (だからって何でパサンなんだよ) (とっさに思い付いたんですから仕方ありません) そんなやりとりを余所にウルジュワンは興奮した様子でアリーに尋ねる。 「料理番だって!?では君は宮殿がバムとブムに占拠された後の状況なんかについても知っているのかい!?」 「え…ええ、まぁ…ずっと居ましたから…」 「では彼らの武器や兵力や警備体制などに関しては…?」 「良〜く存じております」 当然だ。 アリーが部隊の指揮を任されていたのだから…。
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