剣の主
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No.604
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「他の場所に移るって言っても一体どこへ行けば良いんだい?実は僕らクーデター直後に王都を離れて今さっき様子見に戻って来たばかりなんだよ。念の為こうして貧民に変装までしてね。アリー、今の王都で安全な場所って知ってる?」 「そりゃあ一番安全な場所は王宮だよ」 「冗談言うなよ。その王宮を攻める相談をしようってんだからさ」 「坊ちゃま!声が大きいですよ!」 「…まぁ、クーデター発生直後に比べれば王都全体がだいぶ落ち着いて来てる。市民達も冷静さを取り戻して来たようだ」 「じゃあ僕ん家の焼け跡でも行く?」 「セイル!君の家焼けたのか!?王都各所で火災が発生していたのは知っていたが…」 「うん、跡形も無くね…ここに来る前に見た」 「……済まん」 「謝るなよアリー!君のせいじゃない。やったのは暴徒だ。それに家族と使用人達、それと家財の大部分も事前に避難していて無事だったんだ」 「それは良かった…本当に…」 「しかし逃げそびれて暴徒の餌食になった家もあったという事を忘れてはなりませんよ?」 「あぁぁ!僕は何という大罪を犯してしまったんだあぁぁ!」 「アルトリア!いい加減アリー責めるのやめろよ!」
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