剣の主
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「ザダーム…考えてみればお前もこの騒動の被害者なんだよな…」 アリーは悲しげな表情でザダームに語り掛ける。 「ぎいぃやあぁおぉうええぇぇぇぁぁああああっ!!!?」 ザダームは訳の解らない事を叫びながら剣を振りかざし、アリーに向かって斬りかかった。 「く…っ!!」 それに対してアリーは何か覚悟を決めたかのようにスッと目を閉じたのだった。 彼はザダームに斬られて死ぬ気だ。 それに気付いたセイルは叫んだ。 「アリー!!!!駄目だああぁぁぁ!!!!」 瞬間、刃が閃いた。 「……?」 自分が死んでいない…どころか斬られてすらいない事に気付いたアリーは恐る恐る目を開けた。 目の前にザダームがうつ伏せに倒れている。 彼は喉を切り裂かれて絶命していた。 一体どうなったんだろうかと状況を整理しようとしていた所にアルトリアの声がした。 「まったく…どこまで甘チャンなんですか、あなたは…。死んで責任を取るなんて、私から言わせてもらえば“責任逃れ”ですよ。あの世への逃避ですね」 「ア…アルトリアさん…」 アルトリアは(恐らく魔法で出したと思われる)血の付いた短剣を消した。
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