死後の人生
-削除/修正-
処理を選択してください
No.6
┗
修正
削除
※残り修正回数=5回
ペンネーム
┗@匿名
本文
「そうじゃそうじゃ、大事な話をせねばならぬかった。霊となった今、そちの身体には水分の代わりに霊気が含まれておるのじゃ。生きているものに自分の霊気を取り込ませることで憑くことができる。多量の霊気を取り込ませることで身体を操ったり心を操ったりできようになるのじゃ」 「そそそその取り込ませる方法って?」 「簡単じゃ。体内に取り込ませたらよいのじゃ。生きていたときに水分となっていたものが今は霊気となっておるのだから、霊気を自分の中から出す方法は水分を出す方法と変わらぬ。ただし生きた人間が取り込んだ霊気は体外に出ずにとどまり続ける。じゃから自分の霊気を多く取り込ませるほど濃度が高くなる。高濃度にするほど自分の思い通りに苦しめることができるぞ」 「なるほどなるほど……自分の中の霊気っていうのは減らないの?」 「出せば減るに決まっておろう。生きているものの生気や水分を吸収すると回復できるのじゃ。上限はないからいくらでも溜めておけるが、溜めすぎると霊能力者に感付かれて成仏させられるから気を付けるのじゃぞ」
パスワード
戻る
PiPi's World 投稿小説
>
トップ
>
リレー小説
>
官能リレー小説
>
ファンタジー系
>
死後の人生
©2002-2024 PIPI's World
『投稿小説』
All Rights Reseved.
投 稿 小 説