剣の主
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No.599
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「言ったじゃないか!言い切ったじゃないか、お前!」 「…いや、いいんだ、セイル。アルトリアさんの言う通りだよ…。これは僕の意思でやった事なんだ。僕も今回の騒動の責任者なんだよ…」 「アリー…」 「……」 セイルとミレルは何も言えずにうつむく。 アルトリアはアリーに言った。 「…ではアリー殿、あなたは自らも加担して招いてしまったこの現状に対して今何をすべきであるか、お解りになりますか…?」 「何をすべきかですって?何が出来るっていうんです…今の僕なんかに…」 その時だった。 「みぃ…みづげだあぁぁっ!!!!」 あらぬ方向から耳をつんざくような叫び声がした。 四人は一斉に声の方に目をやる。 そこには一人の男が立っていた。 薄汚れてボロボロになっているが貴族の服を身にまとい、無精髭は伸び放題、肌は垢と土にまみれて汚れているが、その瞳のみが異常なまでに爛々と光り輝いている。 よだれを垂らしながらニタァ…と不気味に微笑むその姿は完全に狂人以外の何者でもなかった。
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