デッドエンド
-削除/修正-
処理を選択してください
No.599
┗
修正
削除
※残り修正回数=5回
ペンネーム
┗ややもす
本文
「いいから、こっち…」 誘うまま、リオンの顔が近づいてくる。 しばらくそのまま、彼の背を抱いてじっとしているうちに、痛みに馴れてくる。 リオンもまた、何かに耐えるように歯を食いしばっていた。 そんな彼の頭を引き寄せ、唇を触れ合わせ、耳もとに囁く。 「…ん。動いて…ゆっくり」 私の肩に額を押しつけたまま、ずるりと、リオンが体を浮かせていく。 気持ちの良いものではなかった。 痛みは鈍ってきていたが、指でかき回されていたときの快感はない。熱さと質量だけが、息苦しい圧迫として伝わってくる。
パスワード
戻る
PiPi's World 投稿小説
>
トップ
>
リレー小説
>
官能リレー小説
>
ファンタジー系
>
デッドエンド
©2002-2024 PIPI's World
『投稿小説』
All Rights Reseved.
投 稿 小 説