剣の主
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No.598
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「…という事は、あの黒覆面の男達が持っていた銃はやっぱり君が…?」 「……」 セイルの問いにアリーは無言で頷いた。 やがて彼は悲しげに話し出した。 「…学士院を退学になって…密かに想い合っていた女性が望まぬ結婚をする事になって…どうにかなってしまいそうだった…世の中の全てが恨めしく思えて…こんな世界、全て壊れてしまえば良いと思った…そんな時にあの双子と出会ってしまったんだよ…」 「「……」」 セイルもミレルも掛けるべき言葉が無かった。 だがアルトリアだけはアリーに対して冷たく言い放った。 「まったく…本っ当に取り返しのつかない過ちを犯してしまいましたね。あなたの残りの人生全てを懸けても償いきれない程の大罪ですよ」 セイルとミレルは慌ててたしなめる。 「ア…アルトリア!なにもそこまで言わなくても良いじゃないか!」 「そ…そうですよ!アリーさんの身になって考えれば…!」 「いいえ、もし私に言わせてもらえるのならば『なに被害者ヅラしてんだブチのめすぞコノヤロウ』と申し上げたいですね」
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